猟師さんから有害鳥獣駆除されて鹿をもらいました。命の連鎖として有難くお肉を頂戴します。まずは解体からです。猟師さんが内蔵は抜いてくれてたので皮剥ぎから。
新鮮だと剥ぎやすい。引っ張ると透明な膜が見えるから、そこに刃物あてて剥がしていきます。
剥いだら半分に折りました。ここは力技。友達が上半身もって無理やり折り、ナタで筋を切った。
ここからは筋肉ごとに切り出したい。でも筋膜の見極めが難しい…。
細かく切り出して3人で分けました。背骨も3つに割って持ち帰り。どこが美味しくて、どこが微妙なのか分からないから、とりあえず食べれそうな部分は お持ち帰り。
これは腎臓かな?半分に切って、水にサラして血抜きして焼いて食べた。クニクニした食感。
脂肪に血豆みたいなのがあるけど何だろう??
食道も食べてみよう。焼いてタレで食べたけど固くて食べるには不適切だったかも。美味しく調理できませんでした。食道まわりの肉も食べてみたけど、ぜんぜん噛みきれなかった…
こちらは心臓。タレ焼きに!弾力あって美味しい!パワーもらえそう。
心臓、レバー、腎臓、食道と まとめてタレ焼き!
こんな感じを血抜き不十分で ちょっと血生臭くなってしまいました。やっぱ牛乳につけてから調理すればよかった…
こちらは肝臓。キレイ!
肝臓は牛乳につけて血抜きして、細切れにして水から煮て沸騰直前で火を止めて30分。
すり鉢でペーストにして生クリームと塩で味を整える!
鹿レバーペースト!美味しかった!
アバラはオーブンでタレ焼き!脂のってて美味しい。豪快にかぶりつくのが良い。
捌くところから調理まで一連で体験して思ったけど、お肉を食べるって大変!スーパーのお肉は血の1滴も毛の1本も付いてないから すごいよね。自分でやると無理です。でも、これが本来なんだろうな…。普段は手軽に食べてしまってるけど、体験することで命をいただく事の重みが少し感じられました。いつか狩猟現場も見てみたい。そこが1番重い部分だもの。そこを知ってこそ意味がある。見て見ぬふりして食べ続けてきたお肉。ちゃんと1から見て、お肉を食べる、命をいただくという意味を心に刻み込んでおきたい。